ポップ(POP)

   

ポップとは、ストリートダンス(street dance)のスタイル、ポッピング(popping/poping)で必須の基本技術。ダンスミュージックのリズムやビートに合わせて、身体が電気ショックを受けたかのように「ブルッ」と振動する動きをいう。ポップすることを「ヒット(hit)する」とか「打つ」、「弾く」とも言う。

熟練したポッパー(popper/ポッピング・ダンサー)ともなると、打つ際にただ弾けるだけではなく1発1発「ガチッ」と止まるようなヤバイ雰囲気を醸し出すため、非常に不思議かつ人間離れして見える。

  • ポップのやり方
    ポップは、ただ我武者羅に全身で力んでいるだけでは、いつまで経ってもきちんと打てるようにはならない。リスト(手首から下腕)、チェスト(大胸筋)、上腕三頭筋、腹筋などの各筋肉を「個別」に「正確」かつ「ハード&タイト」にヒットできるように、基本の動かし方や力の入れ方など正しい練習法でトレーニングすることが重要。
  • ポップのポイントやコツ
    • 練習を繰り返し次第にポップが入るようになるにしたがい、ポップを打つタイミングが”知らず知らずのうちに”どんどん曲のビートよりも早くなる傾向があり、音楽とダンスがずれて音が鳴る前に動きが先行してしまう『リズムの早取り』の癖が付いてしまいがち。いったんリズムの早取りの癖が付いてしまうと、自分では正しくリズムが取れていると錯覚してしまうため直すことは一筋縄にはいかない。そのため、(リズム感が定着するまでの最初の段階では特に)日頃から音を外さないように注意して練習を行う必要がある。これにより、リズム感も鍛えられる
    • 緊張状態と弛緩状態の差を広げることでより効果的に見せられるため、ポップの前後は不必要な力を抜いたリラックスした状態を保つことが大事
    • 音を正確に取ることができるようになれば、ビートにポップが重なることで、ビートが効果音的役割も担い、身体が「バチン、バチン」と音を出して弾けているようなヤバイ雰囲気が出せる