ハンドウェーブ(hand wave)

   

ハンドウェーブとは、ブレイクダンス(break dance)に限らずストリートダンス全般における必須の基本テクニックで、手に波を通す技のこと。左右に広げた手を、あたかも右から左、左から右へと波が通るように見せる。

見た目は波のように滑らであるが、ベース(土台)になっているのは各関節の正確なアイソレーション(分解運動)である。

アイソレーションが習得できていない状態でなんとなく見よう見まねで全体の動きをやっているだけでは、いつまでたっても“本当に何かが体の中を移動している”ようなヤバイ雰囲気は出せず、ダブルウェーブや1カウントずらしウェーブなど基本の延長線上にある応用技にも発展させられない。そのため、まずは全体の「流れ」よりも、キチンと各パーツ(関節)のアイソレーションと1つ1つの正確な型(ポージング)から段階的に学ぶことが重要。この基本をマスター出来れば、ダブルウェーブや1カウントずらしウェーブなどの高度なテクニックも比較的楽に習得できる上、工夫次第でバリエーション豊かな流し方も可能となる。

  • ハンドウェーブのやり方(7段階)
    1. 肩の高さで両手を左右に広げて構える
    2. 右手首を曲げて、手首で山を作る
    3. 右手首を下げながら右肘を持ち上げる
    4. 右肘を下げながら右肩を上げる
    5. 右肩を下げながら左肩を上げる
    6. 左肩を下げながら左肘を持ち上げる
    7. 左肘の高さをキープしたまま、それより高い位置まで左手首を持ち上げる
    8. 最後に手首を伸ばして指先を上げる
  • ハンドウェーブのポイントやコツ
    • 基本練習は、鏡の前で一つ一つポーズをチェックしながらやることが大事
    • 右肩から左肩に波を通す際に胸の前を通したり背中を通したりなどする(コブラを応用する)ことでバリエーションを増やすことも可能
    • 披露する際には、各ポイント(関節)を目で追いながら通すことでウェーブを意のままに操っているかのように見せられる。ただしその際、目だけで追ったのでは見ている人に伝わりにくいため、顔の向きも視線の方向に合わせるように動かすことがポイントである