壁(ウォール)

   

壁(ウォール)とは、ブレイクダンスのポッピング・アニメーションやパントマイム(pantomime)の伝統技で、あたかも透明な壁が存在するかのように手のひらを空間固定して移動したり方向転換したりする非常にポピュラーなテクニック。ポッピングでは、ダンスステップと組み合わせて移動や回転など複雑かつ素早く行ない、リズミカルに踊るのが特徴。

  • 壁のやり方
    1. 手を前に伸ばし、想定した壁の位置で、手首を垂直(90度)に立て手のひらを指先までピンと広げて、あたかも透明な壁に手をついたようにみせる
    2. 手のひらの位置(想定した壁の位置=空間固定点)は動かないように(空間固定)しながら、壁に近づくように片足ずつ一歩前に踏み出す
  • 壁のポイントやコツ
    • 架空の壁を押さえる瞬間(手のひらを空間に固定するタイミング)にポップを打つと動きにメリハリが出て一層引き立つ
    • 想定する壁の位置や向きによって、前に進むだけではなく、後ろに下がったり、横に移動したり、方向転換したりとバリエーションを広げられる
    • 移動や方向転換の際、頭の高さをキープすることで一層不思議に見せられる
    • 移動の際にはポッピングの基本ステップが用いられるため、それらも併せて習得することが大事
    • 架空の壁を押さえた手のひらの位置を動かさないようにキープすることが一番のポイントであるため、手のひらの空間固定の仕方と感覚を掴むことが重要である。空間固定の基本をマスターすれば、宙に浮かぶ物体や鉄格子など様々な表現にも応用できる