ブーガルー(ブガルー)ってどんなスタイル?

   

ポッピングのスタイルの一つであるブガルー(ブーガルー)スタイルとは、ブガルーサム(Boogaloo Sam)が1970年代の後期に当時流行していたロボットダンスをベースとして考案し、彼が弟や従兄弟などを中心に結成した『エレクトリック・ブガルーズ(Electric Boogaloos)』によって体系化されたダンススタイルです。

黒人のようなファンキーなグルーブが特徴で、腰や膝を豪快にロールさせたり体の各部分を別々に動かして移動したり回転したりする動きを中心に構成されるスタイルです。

エレクトリック・ブガルーズのオリジナルメンバーのポッピンピート(Popin' Pete)やスキーターラビット(Skeeter Rabit)らが当時から頻繁に来日し公演を行ったりワークショップを開いたりなど勢力的に活動を行なってきたこともあって、日本のブガルースタイルにおける彼らの影響は非常に大きいものがあります。

ブガルースタイルはブガルーサムが考案したダンススタイルであるため、彼とエレクトリックブーガルズはブガルースタイル・ポッパーの間で圧倒的な影響力をもっており、彼等のダンススタイル、使用する楽曲、踊るときの衣装や靴などの全てが模範とされています。

ブガルースタイルで使用される衣装は、定番の一つとして『ズートスーツ』が挙げられます。ズートスーツの特徴は、膝ぐらいまである丈の長いジャケットと、わたりがかなり太め且つ裾が極端に細いパンツです。ギャングやマフィアを彷彿させるような雰囲気のスーツです。好んで使用されるカラーにも特徴があり白、青、赤、紫などの、ぱきっとした原色系の色が多く使用されます。専門店でオーダーしてこだわりのズートスーツを仕立てるポッパー、ポッピング・チームも増えています。ジャケットを羽織らずシャツにベストで踊ることも多く、この場合はファッション性の面だけではなく動きが一段と映える効果もあります。

ブガルースタイルで好んで使用される音楽のジャンルとしては、Pファンク(P-Funk)やGファンク(G-Funk)が定番です。特に昔から定番として使用され続けている楽曲としては、ザップ・アンド・ロジャー『More Bounce To The Ounce』や、カメオ『Shake Your Pants』などが挙げられます。これらのジャンルは、ファンキーなリズムとソウルフルなメロディー&トークボックス・サウンドなどが特徴です。